濁川温泉の歴史
濁川温泉は寛政10年前には既に湯治場があったようだ。
湯治に来た湯客が奉納した薬師如来像に寛政10年(1798)の銘があることから既に利用されていたものと思われる。
その後、文化4年(1807年)、石倉村の村役人・加賀屋半左衛門が濁川の湯治場まで山道を開削し、湯治場の整備開設したという。
半左衛門幕府に開設を願い出た時に、巡見に来たのが間宮林蔵である。
明治になって元湯と呼ばれ、さらに神泉館と命名されるようになる。
参考:森町史
☆当温泉駐車場にある看板です。
濁川温泉の始まりが記されています。